私、ロザリアンなんです

 平成7年に現在のマンションに引っ越してきましたが、5階で有りながら土の庭があるという特殊な構造でした。狭い庭なのですが、園芸を楽しみたいと考え、煉瓦などで装飾し、現在の庭の基本を作り始めました。最初は、薔薇の原種である『ハマナス』やどこにでもある品種を植えるところから始めました。
気がつけば薔薇の魅力に取り憑かれ、本を読み、講習会などにも参加し、名品も集め、現在約25品種、30株の薔薇を育成しております。
 ロザリアンの方、ご参照戴き、お楽しみくだされば幸いです。
 尚、駆け出しのロザリアンのため、解説に誤りがあるかもしれませんが、ご指摘くだされば修正いたします。ご連絡をください。

<参考>
ローズセクション様ホームページ
私が、ご指導を賜っている方のホームページです。

パパ・メイアン

パパ・メイアン(Papa Meilland)
【品種分類】 HT(バイブリッド・ティー)
【 産出国 】 フランス
【 解 説 】 所謂、黒薔薇(複数あります。)とも言われているもので、1963年薔薇の殿堂入りを果たしております。素晴らしい香りがします。私の持っているものは、『つるパパ・メイアン』という珍しいものです。

スパニッシュ・ビューティ

スパニッシュ・ビューティ(Spanish Beauty)
【品種分類】 LCL(ラージ・クライミング・ローズ=大輪性つる薔薇)
【 産出国 】 スペイン
【 解 説 】 背が高くなり、花付きも多く香りもあります。我が庭では、最も早く咲き始めるのでうれしい品種です。1期咲きですから秋には咲きません。

プランセス・ドゥ・モナコ

プランセス・ドゥ・モナコ(Princess de Monaco)
【品種分類】 HT(バイブリッド・ティー)
【 産出国 】 フランス
【 解 説 】 樹高も高く、花も大きく、香りもあります。グレース公妃の名前を頂いたものです。(米国の女優からモナコ公国のお姫様となった親日家です。)

ダブルデライト

ダブル・デライト(Double Delight)
【品種分類】 HT(バイブリッド・ティー)
【 産出国 】 アメリカ
【 解 説 】 周りが赤、花心は薄い黄色からのグラデーションと花もよく、香りもすばらしいところから命名されました。1977年薔薇の殿堂入りを果たしております。花が天候等に影響を受けやすいのか納得のいく花が未だ咲いていないのが残念です。

バロン・ジロ・ドゥ・ラン

バロン・ジロ・ドゥ・ラン(Baron Girod deL'Ain)
【品種分類】 HT(バイブリッド・ティー)
【 産出国 】 フランス
【 解 説 】 ベルベットを感じさせる濃い赤色で、花弁の外郭はカーネーションの様な薔薇らしからぬ形状です。花弁の周りが白い縁取りがあり、花数も多く着き独特の雰囲気が楽しめます。

ロサ・ネプチューン

ロサ・ネプチューン(Rosa ×'Neptune')
【品種分類】 HP(ハイブリッド・パペーチュアル・ローズ)
【 産出国 】 アメリカ
【 解 説 】 珍しい青系の薄い赤の花が咲き、花茎も形がよく大変丈夫です。春から秋まで切れ間無く咲き長い間楽しむことが出来ます。

カーディナル

カーディナル(Kardinal)
【品種分類】 HT(ハイブリッド・ティー)
【 産出国 】 ドイツ
【 解 説 】 赤色でも朱を混ぜた様な優しい色です。所謂、一昔前の薔薇らしい花弁の形をしていて、とても落ち着いた花と言えます。優しい香りがします。

シャルトルーズ・ドゥ・パルム

シャルトルーズ・ドゥ・パルム(Chartreuse de Parme)
【品種分類】 HT(ハイブリッド・ティー)
S(シュラブ=半つる性)(いずれでも表記されています)
【 産出国 】 フランス
【 解 説 】 整った形のとても豪華な花の咲く薔薇で、ともかく素晴らしいダマスクの香りがします。名前が長いので、略してパルムと呼んでいます。

ラ・パリジェンヌ

ラ・パリジェンヌ(La Parisienne)
【品種分類】 Gr(グランディフローラ・ローズ=四季咲き・大輪房咲き)
【 産出国 】 フランス
【 解 説 】 黄色にオレンジ色のグラデーションが美しく個性的な花の咲く薔薇です。柑橘系の香りがあり、朝早くに嗅ぐととてもさわやかです。

ハマナス(八重)

ハマナス(八重)(Rosa rugosa(あくまで原種についた名前))
【品種分類】 Sp(スプレー=1本の枝にたくさん咲く品種)
【 産出国 】 原種は日本
【 解 説 】 ハマナスは3品種持っています。昔は、海岸に普通に自生していたそうですが、現在では見かけません。残念ですね。見かけても決して取らないでください。

夜来香

夜来香(Ieraishan)
【品種分類】 HT(バイブリッド・ティー)
【 産出国 】 日本
【 解 説 】 所謂、青薔薇に区分されているもので、甘い香りが致します。
残念ながら、庭の都合上、鉢植えで、管理に気を配って育てていこうと考えております。

アンナプルナ

アンナプルナ(Annapurna)
【品種分類】 HT(バイブリッド・ティー)
【 産出国 】 フランス
【 解 説 】 純白のさわやかな香りは、感激します。花も繰り返し咲き鉢植えも可能と聞きますので、育ててみたいという方には、お勧めです。

ボルデュール・アブリコ

ボルデュール・アブリコ(Bordure Abrico)
【品種分類】 F(フロリーバンダ=四季咲き中輪房咲き)
S(シュラブ=半つる性)(何れでも表記されています。)
【 産出国 】 フランス
【 解 説 】 薔薇では、珍しい色かもと思っています。我が庭の優等生、とてもたくさんの花を毎年付けてくれます。香りは強くありません。

ピエール・ドゥ・ロンサール

ピエール・ドゥ・ロンサール(Pierre de Ronsard)
【品種分類】 LCL(ラージ・クライミング・ローズ=大輪性つる薔薇)
【 産出国 】 フランス
【 解 説 】  LCLというように、大変大きくなります。花は大輪で、数つきますので、育て甲斐があります。2006年薔薇の殿堂入りをしており、近年の人気品種です。