日本独自の文化とも言われる折紙は江戸時代以前から行われてきました。現在はorigami(世界共通単語です)として世界20ヶ国以上に折紙協会があります。私が折紙に携わったのは未だ15年ほどです。子供が幼稚園に入ったとき、折紙で一緒に遊んでいる内こんな事になってしまいました。
あくまでも私見ですが折紙のいいところは、一口に折紙といっても、1枚で折り上げるばかりでなく、複数枚使っても自由ですし、はさみを使いたい人は勝手に使えばいいし、ユニットと言って組み合わせていく折紙もあります。自分の力量に合わせ楽しめばいいのではと思っております。しかしながら、やはり折紙のおもしろさはパズル的な要素であり、やっていく内はさみなどを使ってしまった人も使わなくなっていくような気がします。『創作折紙をする方には男性が多い』と言うと皆さんは意外に思われるかもしれませんね。
興味が御座いましたらインターネットで検索すればたくさん出てきますので一度見てみてください。上級者の作品は正にアートです。
老若男女、関係なく一緒に楽しめる趣味は、少ない気がします。ボランティアで実費程度で教えてくれるところもありますのでホームページなどでご確認ください。私は東海友の会の一員として活動しております。
<参考>
日本折紙学会ホームページ
折紙探偵団東海友の会ホームページ
丹羽兌子 様のホームページ
家族向けHPです。
竹内啓 様のホームページ
抽象折紙の達人です。
Origamistar 様のホームページ
コンプレックス折紙です。(HPに御座います掲載広告は当事務所とは無関係です。)
※写真をクリックすると、大きな写真が表示されます。
【設計者】 川畑 文昭 氏
【解 説】 名古屋のショッピングモールに於いて、川畑さん・私ほか地元若手作家の4名で90㎝×12mの紙から折り上げました。新聞・テレビ局などマスコミにも取り上げられました。私の創作折紙人生で最大の思い出となりました。
【設計者】 岡島 正彦 氏
【解 説】 数年前から始めた、山歩き(あえて登山とは言いません。)。木曽駒ヶ岳を歩いていると突然ガスが掛かり視界が無くなった瞬間、肌に風を感じました。するとガスの切れ間が現れ駒ヶ岳の一部が見えたかと思うと、切れ間が風に乗りそれが移動していくというすばらしい瞬間に出会えました。その感動のイメージから作品が出来ました。
【設計者】 岡島 正彦
【解 説】皆様よくご存じの甲巻の『蛙とうさぎの相撲の図』を紙の表裏で表現しました。
【設計者】 岡島 正彦
【解 説】 岩手県の名産品である六原・張り子に干支にちなんだ作品を見かけました。縁起物でもありますし、面白いので作品としました。白蛇は紙の裏の白を利用してあります。
尚、山口県岩国市では『岩国のシロヘビ』として国の特別天然記念物とされ手厚く 保護されています。
【設計者】 岡島 正彦
【解 説】一作目 鬼女
鬼の面を顔に当てている女性です。付けようとしているか外そうとしているかは見る方の判断です。三作品とも紙の裏表を利用した作品です。
二作目 祈り(折り鶴を掲げる女性)
三作目 絆(青い鳥と見つめ合う女性)
【設計者】 岡島 正彦
【解 説】 フェニックスは自らの体を焼き尽くし再生するという言い伝えから創作しました。
前方からの写真
見下ろした写真
【設計者】 岡島 正彦
【解 説】 2種類の和紙を貼り合わせ着色して、作品イメージに合う紙としました。映画アバ○ーに出てくる竜を創作折紙としたものです。
【設計者】 岡島 正彦
【解 説】 折紙を複数使った骨格折紙は一つのジャンルとなっていますが、私としては初めての挑戦でした。頭・首・羽2・脊椎2・足と尾の7枚折りです。
【設計者】 岡島 正彦
【解 説】 干支にちなんで創作しました。月の上にうさぎが休んでいるような図柄です。指導しながら一緒に折れば初心者でも折れるものです。折り図だけでも、中級者なら折れるものと思いますので、チャレンジしてみてください。
【設計者】 岡島 正彦
【解 説】 干支にちなんで創作しました。月の上のうさぎが餅つきをしている図柄です。片側のみからの鑑賞となるため額装としました。
【設計者】 岡島 正彦
【解 説】 1911年に原作の発表されたJ・M・バリー氏(英)のピーターパンに出てくる妖精『ティンカーベル』を創作しました。ディズニー映画では子供向きの内容となっていますが、原作は大人社会の皮肉となっているようです。
緑・肌色の2色の紙を使用、緑色側の角を金色で着色しました。金色部分が頭髪となっております。
【設計者】 岡島 正彦
【解 説】 この作品は新聞紙1枚を使って折ってあります。子供さんならかぶることも出来ます。どなたでも頑張れば折れる作品と思いますので、是非挑戦してみてください。
>>折り図はこちらから
【設計者】 岡島 正彦
【解 説】 干支にちなんで創作しました。牛は既に、多くの創作者に考案されており特徴のあるものを創作することに限界がありました。そこで不況の最中、見て頂いた方に笑って頂けるような『パロディ作品』としました。
【設計者】 岡島 正彦
【解 説】 続いて干支にちなんで創作した作品ですが、作品を見た息子から「今時、テトラ牛乳は売ってないよ。」と言われてしまいました。まぁレッドデータブック記載『絶滅危惧種』ということにしておきましょう。
【設計者】 岡島 正彦
【解 説】 目と指で作ったマークをシンボルとした日本映画がありましたが、そのシンボルマークを折紙で表現してみました。期間限定展示となるかもしれません。
【設計者】 岡島 正彦
【解 説】 ブライアン・チャン(米)氏がこのロボットを極めて詳細に折られていますが、独自の設計で何とか作品にすることが出来ました。
このロボットが出てくる映画のテーマと合わせるため左右の手の先に、それぞれ植物の幹と双葉を折り込みました。パソコン画面でも分かるように折紙の該当箇所を黄緑と緑で着色してあります。
竹取物語の写真
光を当てた写真
【設計者】 岡島 正彦
【解 説】 一見すると竹の切り株ですが、光を当てるとお姫様が浮かぶように設計しました。
仏像の写真
光を当てた写真
【設計者】 岡島 正彦
【解 説】 一見すると玉を持った仏像ですが、後ろから光を当てると十字架が浮かぶように設計しました。
>>折り図はこちらから
【設計者】 岡島 正彦
【解 説】 低学年でも折れる折紙として考案したものです。
とてもコンプレックス作品と言えるものではありませんが、見て頂いたお母さん方には好評でしたので、掲載することとしました。
>>折り図はこちらから
【設計者】 岡島 正彦
【解 説】 『崖の○のポニョ』が簡単すぎるので、くらげを配した作品を考案しました。
水色(くらげ部分)と肌色(顔の部分)を表現するため、両面折紙を作り、ポニョを赤色とするため1/16サイズの赤色の折紙を水色側の角に貼り付けた折り紙を使用しました。
【設計者】 岡島 正彦
【解 説】 アメリカ映画に出てきた竜を創作してみたものです。
>>折り図はこちらから
【設計者】 川畑 文昭 氏
【解 説】 秦の始皇帝の墓から大量に出てくる土偶です。 胸飾りに若干のアレンジがしてあります。
【設計者】 岡島 正彦
【解 説】 飲食店で出てくる一般的な箸袋から作りました。四角の紙から作るときまったものではありません。どんな紙でも考案次第、全く自由な世界です。
【設計者】 岡島 正彦
【解 説】 私、宮崎映画の大変なファンなのですが同社の『ゲ○戦記』に出てくる竜を作ってみました。向かって右側が『簡易バージョン』となっています。
【設計者】 岡島 正彦
【解 説】 中国などでは東西南北に守護神がいると言うこととなっています。北の守護神である玄武(形は色々あります。)を作ってみました。
【原作者】 川畑 文昭 氏
【設計者】 岡島 正彦
【解 説】 竜を創作しようとしても『川畑竜』を上回るものを作ることは私には不可能であるため、川畑さんのご了解の元、川畑竜の構造を使わせていただきました。快くご了承いただき感謝しております。四聖獣がこれでやっと揃いました。青龍は東の守護神です。
【設計者】 岡島 正彦
【解 説】 テレビ映画の太王○神記にでてくる朱雀を作ってみました。ちなみに朱雀は南の守護神です。
>>折り図はこちらから
【設計者】 岡島 正彦
【解 説】 トラの顔の構造は西川誠司氏の『トラ』の構造を参考にさせていただきました。紙の辺、中央から顔を折ることで顔の部品を増やすことが出来ました。尾を表現するため長方形から折らざるを得ませんでした。白虎は西の守護神です。
【設計者】 岡島 正彦
【解 説】 前に創作した玄武は、体から蛇が生えているような形のタイプでした。映画では、亀の尾が蛇頭となっており残念に思っておりました。ふとしたことから基本構造を思いつきやっと出来たと言うところです。玄武は北の守護神です。
【設計者】 岡島 正彦
【解 説】19世紀までは東アジアに広く分布しており珍しくない鳥であったが、今日においては、野生で中国に約500羽が生息しているのみで、日本では約110羽が飼育されています。学名に日本という名を頂ながら、純国産を絶滅に追いやったことは悲しい限りですね。
巣立ち前のトキの幼鳥2羽を1枚の紙で作品としました。
前方写真
後方写真
【設計者】 岡島 正彦
【解 説】 鶴(立体バージョン)を見た方から、飛んでる鶴の方が形がよいのではとの意見があり創作してみました。もう少し足を長くしたいとの気持ちもありましたが、とりあえずこの辺りでお許しください。
【設計者】 岡島 正彦
【解 説】 鶴を横から見たシルエットのみのバージョンです。出来上がりは平面ですが、立体バージョンに近い難易度です。折紙の不思議な部分でもあります。
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【設計者】 岡島 正彦
【解 説】 つる首瓢箪から作られた飾りものの鶴を見て思いついた作品です。
【設計者】 岡島 正彦
【解 説】 鳥盤目/曲竜亜目に属する恐竜で白亜紀後期に生息しました。食性は植物食で 7~11m位あった様です。背中の特徴を表現することに苦心しました。
【設計者】 岡島 正彦
【解 説】 たまたま色の付いた箸袋があったので作ってみたおふざけ作品です。
【設計者】 岡島 正彦
【解 説】 蛇腹折という折方を学んだときに思いついた学習作品です。
【設計者】 岡島 正彦
【解 説】 川畑文昭様の折紙紹介番組撮りをしている最中に思いついた作品です。
その場に居合わせた方のみが理解できる『パロディ作品』でもあります。
【設計者】 岡島 正彦
【解 説】 『鯉の滝登り』は有名ですが『滝を昇り終えた鯉が龍となった』という言い伝えを折紙としてみたものです。
尚、この作品は『川畑竜』の構造を参考とさせて頂いております。
【設計者】 岡島 正彦
【解 説】 『不動明王』が持ついかなる魔をもなぎ払うとする剣。
降魔を『こうま』と読んだり、剣を『けん』と読ませたり、剣を『利剣』と表記したりと色々あるようですが、一番迫力を感じた作品名としました。
尚、この作品は『川畑竜』の構造を参考とさせて頂いております。